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「先般」とは?意味と使い方、読み方!いつまでの期間なのか?例文を使って解説!

ビジネスシーンでよく耳にすることも多いであろう、期間を表す「先般はありがとうございました」などの『先般』、普段耳にする機会は多くても先般とはどのような意味か、どのような使い方なのか、いつまでの期間なのかあやふやな方は多いのではないでしょうか。

あまり触れたことのない方は、「読み方も分からない!」なんてことも?
先般には似た言葉に今般・過日・先日などがあり、とても複雑ですよね。

そこで今回は例文を交えて『先般とは?意味や読み方と使い方の例文』、『先般の期間はいつまで?他の似た言葉との違いは?』をお届けします。

ビジネスで使う機会の多い言葉だからこそ、しっかりと意味を知り適切な使い方をしていきましょう!

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「先般」の読み方と意味

「先般」は「せんぱん」と読みます。意味は「このあいだ」という意味です。

つまり、冒頭の「先般はありがとうございました」は「このあいだはありがとうございました」という意味になるということが分かりますね。

先般の期間はいつまでなのか?

では、「このあいだ」というのは具体的にどれくらい前の期間のことを言うのでしょうか?

実を言うと・・・具体的には決まっていません。おおよその「このあいだ」が先般の期間ということになります。

例えば、一年前のことを「このあいだは・・・」と話すのはやや不自然ですよね。
同様に、昨日のことを「このあいだは・・・」というのも、やはり不自然な感じがします。

大体数日~1ヶ月、長くても2ヶ月くらいまでが「先般」の期間と言えそうですね。

例文で見よう!先般の使い方

「このあいだ」という意味であることが分かった「先般」ですが、名詞として使う場合と、副詞的用法としての使い方があります。

ややかしこまった言葉ですので、ビジネスで用いる、目上の方に敬語として用いる言葉と言えます。

では、名詞として使う場合を例文で見てみましょう。

  • 先般は、ご多忙中にも関わらず弊社の説明会へご参加いただき誠にありがとうございます。
  • 先般の件、ご連絡いただきましてありがとうございます。
  • 先般の会議で決定しました通り、この度はお断りさせていただきます。

続いて、副詞的用法の使い方です。

  • 先般申し上げました通りの内容でお願いします。
  • 先般よりお伝えしてありました件について、ご回答いただけましたら幸いです。
  • 先般ご案内いたしました件ですが、ご検討のほどはいかがでしょうか。

と、このように密に連絡を要するビジネスの場では非常に多用する言葉であることが分かりますね。

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たくさんある!先般と似た言葉

「先般」の類語には、「先日」、「過日」などがあります。それぞれの違いを見てみましょう。

先日

先日(せんじつ)は、先般と同じく「このあいだ」という意味で使います。そういった意味では同義語と呼べるでしょう。では、使い方も同じで良いのか?ということですが、

  • 先般=硬い、ビジネス用
  • 先日=丁寧、ややフランク

といったイメージで用いる場合が多いですね。ですが、両者には明確な違いがあります。
先日には「日」という文字が当てられており、文字通り「日にち」を指す言葉であるということです。

先般だって同じじゃない?と思われるでしょうが、先般は日にちではなく「このあいだの出来事」を指している言葉なのです。

日曜日に休暇中のあなたが買い物に出て、そこで取り引き先の方と偶然会ったとしましょう。月曜日にその方と会った時にあなたは

  • 先日はビックリしました。まさかあのお店でバッタリ会うなんて!

などと話すことでしょう。この際に用いる先日は、あくまで日曜日の話をしているのが分かります。

対して先般は

  • 先般の件、ご連絡いただきましてありがとうございます。

の例文をもとに見てみると、日にちのことを言っているのではなく、「連絡をくれたこと」に焦点を当てた言葉であることが分かるでしょうか。

先日=日にち、時間
先般=出来事

と覚えておくと良いでしょう。

過日

過日(かじつ)は先般、先日よりも遠い過去であり「過ぎ去った日」という意味です。
先般、先日が適さない期間になると、それより後は全て過日です。

  • 過日ご連絡いただきました件ですが・・・

といったように先日や先般を用いるには期間が過ぎている場合に過日を用いることでキレイにまとめることができます。

過日は話し言葉で使われることはほとんどなく、メールやビジネス文書で用いられることが多い言葉でしょう。

先程

似ている言葉として、もう一つ過去を表す言葉をご紹介いたします。現在に近い過去を表す言葉の「先程(さきほど)」があります。

先程の意味は「今しがた」「少し前」といった「さっき」の意味で使います。

1時間前の話をもう一度確認する時に「先程のお話ですが・・・」といった使い方ですね。昨日の話を「先程伺った・・・」という用い方には不自然ですので、日を跨ぐ場合は、使わないほうが良いでしょう。

先般の対義語は?

先般には類義語がいくつかありましたが、反対の意味にあたる対義語はあるのでしょうか。

先般の対義語には「今般(こんぱん)」があります。

今般

「先般」は「このあいだ」といった意味を持ち、期間は厳密に決まっていないが、現在からそう遠くはない過去を表す言葉でした。

これに対して、今般は「この度の」「今回の」といった意味があります。

例として

  • 今般の会議日程は全て終了いたしました。
  • 今般の保険制度改革において・・・

以上のような、「今日」「昨日」という日、時間の意味ではなく「今回の出来事」に焦点を当てた言葉だということが分かります。

まとめ

先般の使い方、いかがでしたか?昨今は「先日は」が用いられることが多い印象でありますが、それぞれの言葉の適した使い方をマスターすれば、さらにあなたのビジネスマナーにも磨きがかかることでしょう!

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