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「お気遣い」の意味と使い方(上司・目上)!返信の仕方や例文!

ビジネスの場面では言葉選びが非常に重要ですよね。そんな言葉のビジネスマナーにおいて、毎日のように目にする言葉が「お気遣い」(おきづかい)ではないでしょうか。

目上の方や上司へはもちろんのこと、様々な場面で登場する言葉ですよね。

では、「お気遣い」の正しい意味や使い方とはどのようなものでしょうか。
また、メールを送る際、返信の際はどのように使うのが望ましいのでしょうか。

そこで今回は『お気遣いの正しい意味と、目上の方や上司への使い方の例文』、『メール送信や返信時の使い方と例文』をテーマにご説明いたします。

「お気遣い」の使い方をマスターして、デキるビジネスマナーを身につけましょう!

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『お気遣い』の正しい意味とは?

「お気遣い」という言葉にはしばしば「ありがとう」といった感謝の言葉がセットになって使われていますよね。

この「ありがとう」と感謝の対象になっている「お気遣い」とはどのような意味でしょう。
「お気遣い」とは「気遣い」という言葉に接頭辞の「お」をつけて敬語に変換した言葉です。
では、「気遣い」とはどのような意味でしょうか。

気をつかうこと。配慮。

とあります。
「お気遣い」は相手に対して使う言葉ですので、正しい意味とは『相手が自分に気を遣ってくれること、配慮してくれること』と言えますね。

つまり、「お気遣いありがとう」という言葉は「自分に気を遣ってくれて、配慮してくれてありがとう」という意味だと分かります。

『お気遣い』とよく似た言葉『お心遣い』との違い

相手に対して感謝の言葉として用いることが分かった「お気遣い」ですが、よく似た言葉を聞いたことがありませんか?

それは「心遣い」です。どちらも似たようなものでは?と思いがちですが、次のような違いがあります。

お気遣い・・・相手に気を配っての言動や行動
心遣い・・・・相手を思いやっての言動や行動

ということです。

例えば来客にお茶を出す、室温を整える等ビジネスにおいて相手のために細かく気を利かせる、気を遣うことは当然とも言える行為です。

しかし相手の好みを調べて贈り物をする、体調を心配する手紙を書く等、相手のことを思い真心を込めた行為は誰にでもできるわけではありません。

その相手のことを深く考えた上の気持ちのこもった行動や言葉が「心遣い」と言えるでしょう。

目上の方や上司への使い方と例文

「お気遣い」は接頭辞の「お」が付いているので敬語という扱いになります。ですので、基本的には目上の方や上司に対して使う言葉ですね。

では、目上の方や上司に使う場合とそれ以外の場合の違いを分かりやすく例文にまとめましたので見てみましょう。

【目上の方や上司に対して】

  • いつも私の体調について心配してくださる部長のお気遣いには感謝いたします。
  • 先日ご訪問させていただいた節は、たくさんのお気遣いをいただきありがとうございました。
  • (取引先からお土産をいただいて)お気遣い痛み入ります。(深い感謝を示す)
  • この度は、商品価格につきましてお気遣いいただきまして誠にありがとうございます。

【その他の場合】

  • (お茶を出してもらった場合等)どうぞお気遣いなく。
  • お気遣いには及びませんが、ご心配いただき感謝します。(やんわりと断りながら感謝を示す)
  • (こちらの行為で相手に気を遣わせた時)かえってお気遣いいただきすみません。
  • (自分のミスを心配してくれた)お気遣いいただき申し訳ございません。
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メール送信、返信時の使い方とビジネス文書等での使い方と例文

ビジネスメールでやり取りする場合でも「お気遣い」や「お心遣い」は同様に使っていただいても構いません。相手の気配り、心配りに感謝を示す言葉ですので、積極的に使っていきたいですね。

ですが、訓読みである「きづかう」「こころ」などをビジネス文書やレポート、報告書の類には適さないとされています。

その際には音読みである類義語の「ご高配」「ご配慮」「ご心配」「ご厚情」などを使うようにしましょう。
さらに丁寧な言い回しができます。

【メールでの使用例】

  1. 社外メール例
  2. 件名:Re:商品資料送付のご連絡

    ○○株式会社
    ○○部(部署) ○○様(名前)

    平素より、大変お世話になっております。
    株式会社○○の○○部(部署)の○○(名前)です。

    商品資料の件につきまして、
    早速ご対応いただきまして誠にありがとうございます。
    有難く参考にさせていただきます。

    また、関連商品のサンプルもご送付いただいたとのことで、お気遣いいただき恐縮です。
    有難く頂戴いたします。

    今後も相変わらぬ御交諠を賜りますよう、
    よろしくお願い申し上げます。

    メールにて恐縮ではございますが、
    取り急ぎ、お礼申し上げます。

  3. 社内メール例
  4. 件名:本日はありがとうございました。

    ○○部(部署)
    ○○部長

    おつかれさまです。
    ○○課(部署)の○○(名前)です。

    本日は、○○社との取り引きの件、
    先方へ便宜を図っていただきありがとうございました。
    おかげさまで非常に円滑に取り引きを進めることができました。

    また、関係各所にも
    お口添えしていただきまして、とても助かりました。
    お気遣いをいただきありがとうございます。

    ○○部長のご期待に添えるよう邁進いたしますので
    今後とも、引き続きのご指導、ご鞭撻
    よろしくお願いいたします。

  5. ビジネス文書例
  6. 【文頭】

    • 拝啓 ○○の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素はひとかたならぬご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
    • 拝啓 ○○の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご厚情を賜り心よりお礼申し上げます。

    【文末】

    • 今後とも変わらぬご高配を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
    • 申し訳ありませんが、上記の件何卒ご配慮いただきますようお願い申し上げます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「お気遣い」は相手が気を遣ってくれたことに対する感謝や謝罪を示しますので使い方を誤らないようにして、それこそ相手に「気を遣わせる」ことのないようにしたいですね。

普段のビジネスの会話やメールと、ビジネス文書での「訓読み」「音読み」での使い分けに注意しましょう。

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