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「度々」の使い方と意味!類義語や英語、正しい敬語表現まで!

「度々失礼いたします」など、「度々」という言葉はビジネスはもちろんプライベートでもよく使います。

よく使う言葉だからこそ、その意味や敬語表現をふくめた正しい使い方を理解しておかなければなりません。

また、「度々」の類語や英語の言い回しを覚えておくと、いざという時に大変役に立ちます。

そこで今回は『度々の意味とその使い方』『度々の正しい敬語表現』『類義語や英語表現』までをまとめました。

例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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「度々」の意味

「度々」は「たびたび」と読みます。

「度々」の意味について辞書で調べると、「何度も繰り返しおこなわれるさま」とあります。

短い頻度で繰り返されることを意味し「何度も」や「何回も」と同じ意味合いで使われる言葉であり、回数に重点を置かれた言葉です。

「度度」と表現されることもありますが、「度々」と「度度」に違いはありません。
どちらかと言うと「度々」の方が一般的によく使われています。

「度々」の使い方

「度々」は副詞であり、必ずその後に続く言葉があります。

「度々」の使い方として代表的な例をいくつかあげてみます。

度々申し訳ございません

「度々申し訳ございません」は会話やメールなど、ビジネスシーンでよく使われる謝罪のフレーズです。

同じ相手に対して同じことを繰り返してしまった時に使い、目上の人や顧客先に対しても使える敬語表現です。

例えば、先ほどまで電話をしていた相手に対し、電話を切った後に別件を思い出してかけ直す時に「度々申し訳ございませんが…」と切り出してから話しだします。

「度々すみません」や「度々失礼致します」も同じ意味合いになりますが、「度々申し訳ございません」よりくだけた言い方になります。

同僚や親しい間柄の人に対して「度々すみません。度々失礼致します。」を使うことは問題ありませんが、
顧客先やあまり関わりがない人に対しては「度々申し訳ございません」を使うようにしましょう。

度々ありがとうございます

先ほどの謝罪のフレーズと同様、同じ相手に対して繰り返ししていただいた行為に対して感謝の意を伝える時にも「度々ありがとうございます」などと「度々」を使います。

何度も繰り返しおこなっていただいたことに対する謝意、つまり回数に重点をあてたお礼の仕方です。

取引先が何度も訪問に来てくれた時などに「度々ご足労くださり、ありがとうございます」とお礼します。

こちらも目上の人や顧客先に対して使える表現ではありますが、
より丁寧な言い回しとして「度々ご足労いただき、御礼申し上げます/感謝申し上げます」という表現もあります。

度々の連絡/ご連絡

繰り返しの連絡について、ビジネスでは「度々の連絡」や「度々のご連絡」という言い方をします。

自分からおこなう連絡については「度々の連絡」と言い、相手の連絡に対しては「度々のご連絡」という表現をします。

例えば、同じ相手に対して繰り返し連絡をする際に「度々の連絡にて、失礼いたします」などと言い、
相手から2度3度と連絡をもらい、相手の連絡に対してお礼を言う時に「度々のご連絡、ありがとうございます」と言う表現をします。

「ご連絡」という表現は、接頭語に「ご」をつける事で相手の行為を敬った言い方をしています。

そのため、その後に続く文言は「度々のご連絡をいただき」など、謙譲表現をもってくるようにしましょう。

また、自分の行為に対して「ご連絡」のように接頭語の「ご」をつけるのは間違いなので注意してください。

度々の質問/ご質問

「度々の連絡/ご連絡」と同じように、繰り返しの質問に対しても「度々の質問/ご質問」と言います。

同じ相手に繰り返し質問をする時に「度々の質問となり、大変申し訳ございません」と言い、
相手から受けた質問に対して「度々ご質問をいただき、ありがとうございます」と言ったりします。

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「度々」の正しい敬語表現

「度々」という言葉自体は副詞であり敬語表現はありませんが、より丁寧な言い方として「重ね重ね」や「度重なる」という表現の仕方があります。

また、「度々すみません」ではなく「度々申し訳ございません」など、
「度々」の後に続く文言を丁寧な言葉に言い換えるだけで目上の人や顧客先にも使える正しい敬語表現となります。

「度々」ではなく、その後に続く文言に注意して使うようにしてください。

「度々」の類語表現

先ほどご紹介した「重ね重ね」や「度重なる」という言葉は「度々」の類義語になります。

「度々」と同じ意味合いでありより丁寧な表現なので、「度々」の言い換えとしてビジネスでよく使われます。

その他にも、「重ねて」や「幾度となく」、「繰り返し」などの言葉も類語に該当します。

「ちょくちょく」や「よく」も「度々」に言い換えることができますが、どちらかと言うと口語表現になるためビジネスシーンにおいては不向きです。

尚、「度々」や「重ね重ね」は重ね言葉であり、辛いことを再度連想させる言葉として結婚式やお葬式で使うことはNGとされている言葉なので注意してください。

「度々」の例文

次に、「度々」を使った例文をいくつかご紹介いたします。

  • お忙しい中、度々ご足労賜りまして誠にありがとうございます。
  • 度々申し訳ございませんが、先日の会議について再度おうかがいしたいことがございます。
  • 下請け業者の発注ミスについて度々注意をいたしましたが、改善は見られませんでした。
  • 度々の連絡にて、失礼致します。

「度々」の英語表現

ここでは、良く使う「度々すみません」の英語表現をご紹介します。

  • I’m sorry to bother you over and over.
  • 度々すみません(2回目に使う表現)。

  • I’m terribly sorry to bother you over and over again.
  • 度々すみません(3回目に使う表現)。

  • Please bear with me for asking so many times.
  • 度々お尋ねしてしまいすみません。

  • I apologize for keep asking.
  • 度々お尋ねしてしまいすみません。

まとめ

「度々」の意味は短期間で繰り返し同じことをおこなうことであり、ビジネスでもよく見られる言葉です。

「度々」自体に敬語表現はありませんが、「度々申し訳ございません」などその後に続く言葉次第で顧客先にも使えます。

また、「重ね重ね」や「幾度となく」などの類語もいくつかあり、言い換えることができます。

「度々」は重ね言葉であり冠婚葬祭では使ってはいけない表現なので注意してください。

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