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アットマーク

単価記号の@の使い方と意味!場所や書き方、単価の英語表現まで!アットマークについて覚えよう!

アットマーク「@」と呼ばれているこの記号、メールアドレスやプログラミングなどで見たことがある方も多いと思います。

しかし、この記号を「単価記号」と呼ぶこと、単価記号としての「@」の置き場所や書き方など、使い方や意味をきちんと理解できていますか?

パソコンが普及した現在、身近な記号である「@」については、知っておかないと恥をかいてしまうかもしれません。

また、「単価」の英語表現をご存じでしょうか?ビジネスで海外の取引先とやり取りしていると日常的に出てくる表現ですので、ここで押さえておきましょう!

そこで今回は『@の使い方と使う場所』『@の意味』などについてまとめました。
また、『@の書き方』『単価の英語表現』についてもご紹介していきます。

これを読んで「@」アットマークについて覚えておきましょう!

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「@」の読み方

「@」の正式名称は、日本では「単価記号」とよばれ、後に「アットマーク」という別称が登場しました。
つまり、「@」の読み方は「単価記号」であり、「アットマーク」という言い方は後から付けられた名称なのです。

尚、「アットマーク」は通称であり、公式名称は「commercial at」と言います。

「単価記号」や「アットマーク」という読み方は日本における呼び名であり、「@」そのものは国によって読み方が違っています。

例えばアメリカでは一般的に「at sign」や「at symbol」と呼ばれ、文章中やメールアドレスの中ではシンプルに「at(アット)」と呼ばれることが一般的です。
海外では「at mark」と言っても通じないので注意するようにしましょう。

「@」の意味、使い方と使う場所

「@」は様々な意味合いを持ち、使い方がそれぞれ異なります。

ここでは「@」の使い方をいくつかご紹介いたします。

単価記号としての使い方

経理や簿記、会計などで使われる「@」は、主に単価をあらわす記号として用いられます。

そもそも単価とは、ひとつあたりの商品の金額を意味します。

また、「@」を使う場所としては単価を表す金額の前に置くのが決まりです。

例えば、「ひとつ100円の商品が5個」の場合は「@100×5」と表記します。

ちなみに、「@¥100×5」のように、¥や$などの金額表示を@と共に使う必要はありません。
「@」そのものが単価をあらわす記号のため、@に加えて金額をあらわす記号をつけると重複表記となってしまうので注意しましょう。

前置詞「at」としての使い方

英語で「at」は、場所をあらわす前置詞です。
そこから派生し、最近では「@」も場所をあわらす記号として使われるようになりました。

尚、場所をあらわす記号として「@」を使う場合は「単価記号」や「アットマーク」と読まず、「アット」と読みます。

また、そのような意味合いで「@」を用いる場合は、英語の前置詞と同様に場所の名称の前に置きます。

例えば、「お誕生日パーティー@友達の家」などと使われるのが一般的です。

しかし、場所をあらわす記号として「@」を使うことは正式な使い方ではありません。
ビジネスシーンなどでは使用しないようにして下さい。

メールアドレスとしての使い方

「xxx@gmail.com」のように、メールアドレスで「@」を目にする機会が多いと思います。

メールアドレスは、@の左側には固有のドメインをあらわすローカルパートを、右側にはメールサーバーであるドメインパートを記述する形式になっています。

この場合も、ある意味では場所をあらわす記号として「@」が使われていると言えるでしょう。
先ほどの例で言うと「gmail.com上にいる、xxxです」というように、「サーバー上のとある場所にある固有のドメイン」とイメージできます。

SNSのアカウントとしての使い方

TwitterなどのSNSでは、利用者登録をすると自動的にアカウント名に「@」がついてきます。

また、「@」をつけたアカウント名を入れて返信することで、その相手に通知がいくような設定になっているSNSもあります。
いわゆるメンションという機能です。

最近ではSNSだけでなく、ゲームのアカウント名にも「@」が使われることが増えてきています。

その他の使い方

日本においては、期日や期限をあらわす記号として、ネットやSNS上で「@」が使われるケースもあります。
これは「あと5分」と言う時の「あと」を「アット」にかけていることから派生しており、「@5分」というように使われます。

その他にも、「@」のマークが「ナルト」に見えることから「なるほど」という納得の意味合いで使われることもあるようです。

これらの「@」の使い方はあくまでプライベートな使い方のため、ビジネスにおいては絶対に使用しないようにしましょう。

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「@」の書き方

「@」はパソコンのキーボード上では「P」の右横にありますが、紙に書くとなるとどうやって書けばいいのか分からない人もいるのではないでしょうか。

「@」は小文字のaに丸○を囲んでいるわけではありません。
「@」の表記の仕方は、aのしっぽの部分をそのままぐるりとaを囲むように書きます。

この書き方になった理由は、「@」の由来にあります。

「@」の由来はラテン語の「ad」からきており、aの周りにdの半周を書いた略式表示だと言われています。

ラテン語の「ad」は、今の英語の「at」「to」「for」にあたる単語です。
印刷技術がまだなかった時代に、聖書を書写をしていた中世の修道士がこの略式の「@」を使用したことが起源だと言われています。

尚、「@」には全角と半角がありますが、基本的は半角を使うようにしましょう。
世界的に見ても全角を使用している国は日本や中国、韓国などしかありません。

単価記号の英語表現

「単価」の英語表現は、「unit price」や「unit cost」を使います。
例文をいくつかご紹介します。

  • The unit price is 100yen.
  • 単価は、100円になります。

  • It costs $1 each.
  • 単価は、1ドルになります。

    eachの略語表記として、「ea」も使われます。
    (例) $1.5 each = $1.5 ea (1個1.5ドル)

  • How much does it cost per unit?
  • 単価はいくらになりますでしょうか?

  • Would you send me a unit price list.
  • 単価表を送っていただけますでしょうか。

まとめ

「@」には単価記号としての使い方だけでなく、様々な意味合いで用いられていることをご紹介してきました。

しかし、単価記号およびメールアドレス以外の意味で使うのは正式ではないため、ビジネスなどのフォーマルな場においては使用しないようにしましょう。

また、パソコン上ではなく紙媒体にも「@」が正しく書けるように練習しておくと良いかもしれません。

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