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ご来社の使い方は?ご来訪との違いやお礼、お願いメールの注意点は?

「ご来社」と「ご来訪」の違い、わかりますか?

日本語の敬語は丁寧語に加えて尊敬語、謙譲語と自分と相手の立場によって言葉が変わってとても難しいですよね。ちゃんと正しい敬語を使えているでしょうか?

ビジネスシーンで敬語の使い方を間違ってしまうと致命的です。それだけでもせっかくの取引が台無しになってしまうことも。

先方に来ていただく時のお願いや、お越しいただいた時のお礼メールも忘れずに送るなど、細やかな気遣いは決して怠ってはいけません!

今回は、『「ご来社」と「ご来訪」の使い方と違いは何か?』『お礼メール、お願いメールを送るときの注意点』、『間違えやすいご来社いただき、ご来社されるの使い方』をまとめました。

しっかりと敬語の使えるオトナになりましょう!

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「ご来社」と「ご来訪」の違いと使い方

「ご来社」とは、相手が自分の会社に来るという意味、「ご来訪」は相手がこちらに来る、訪れるという意味です。

どちらも相手がこちらに出向いてくれるという意味ですが、場所が会社に限定されるかされないかという違いがあります。

例えば打ち合わせなどで相手に来ていただく場所が会社ではなく近くのカフェだったしても「ご来訪」という言葉が使えます。東京から大阪まで出向いてくれるという場合も「ご来訪」が正しいです。

小さな場所に限定されず、相手に来てもらうときは「ご来訪」を使って問題ありません。

来てくれるのが会社に限定されるのであれば「ご来社」、その他の場所であれば「ご来訪」と覚えましょう。

お願いメールとお礼メールの注意点

相手に来ていただく依頼をするのであれば、いくらこちらの立場が上だったとしても、丁寧にお願いするようにしてください。

必要以上に呼びつけるのは失礼にあたります。できる限り回数を減らし、電話やメールで十分なものであればそれで済まし、無闇に来ていただくことは避けましょう。

どうしても会ってやり取りしなければならないときだけ、ご来社を依頼しましょう。

わざわざ時間を作って来ていただくのですから、お帰りになった後にはすぐにお礼状やお礼のメールを送り、感謝の気持ちを伝えるようにしてください。

お礼文も正しい丁寧な敬語を使うように心がけてください。間違った言い回しで送ってしまうと、せっかくの感謝の気持ちも台無しになってしまいますし、大変失礼です。

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「ご来社いただき」は○、「ご来社される」は×?

理解していないのに無理やり敬語を使おうとすると、過剰な言い回しとなってかえって失礼になる場合があるので注意が必要です。

特に多いのが二重敬語といわれるものです。既に敬語になっている言葉にさらに「~される、~なられる」という尊敬語をつけてしまうのが二重敬語です。

二重敬語を使ってしまっても大きな失敗にはなりませんが、まどろっこしい言い回しになってしまいます。やはり、正しい言葉でお伝えするのが一番よいでしょう。

よく間違ってしまう例としては、「おっしゃる」「ご覧になる」「お越しになる」などの言葉や、名詞に「お・ご」をつけた言葉が多いです。

「おっしゃる」「ご覧になる」「お越しになる」は、それぞれ「言う」「見る」「来る」の尊敬語です。これだけでしっかりと敬語にできているのに、「おっしゃられる」など「~られる」をつけて過剰な敬語にしてしまうことが多いのです。

【尊敬語+「する」の尊敬語「される」の二重敬語の例】
○おっしゃる
×おっしゃられる

○ご覧になる
×ご覧になられる

○お越しになる
×お越しになられる

【二重敬語でもOKになったもの】
「食べる」の尊敬語「召し上がる」、「聞く」「行く」の謙譲語「伺う」は、二重敬語として使われることが多くなっています。

これらは定着してしまっているので使っても間違いではないとされています。

○お召し上がりになる(「食べる」と「お~になる」という尊敬語の二重敬語)
○お伺いする(「聞く」「行く」の謙譲語「伺う」に「お~する」をつけた二重敬語)

線引きがなかなか難しいですが、二重敬語にしなくても十分丁寧な言葉使いですので、不安な場合はわざわざ二重敬語にする必要はありません。

また、名詞に「お・ご」をつけて丁寧語にした言葉も間違いやすいです。

【丁寧語+「する」の尊敬語「される」の二重敬語の例】
○ご来社になる
○来社される
×ご来社される

○ご希望になる
○希望される
×ご希望になられる

【連結敬語に注意】
二重敬語のまどろっこしさをお分かりいただけたかと思います。今度は、ちょっと上級編です。

一見二重敬語のような印象を受けるものですが、それぞれ別の言葉を敬語にしているため、正しい使い方の敬語です。

「来社」という言葉を使って例を見てみましょう。

「ご来社いただきありがとうございます。」
お礼状や来社のお礼メールでよく使われる言葉で、正しい使い方をしています。

「来社」の丁寧語「ご来社」+「くれる・もらう」の尊敬語「いただく」の敬語です。

「ご来社になってくださる」
社内での日報や報告で使って問題ない言葉です。
「来社する」の尊敬語「ご来社になる」+「くれる」の尊敬語「くださる」の敬語です。

いかがでしたか?普段、正しいつもりで何気なく使っている敬語も、実はこんなに奥が深いのです。
正しい言葉遣いができる人はビジネスにおいても信頼されます。大人のたしなみとして、敬語はしっかりと身につけておきたいですね。

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