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手帳

「先日」とはいつまで使える?意味と使い方!昨日との違いや類語まで!

ビジネスシーンだけでなく日常会話においても「先日はお世話になりました。」などと挨拶をしたりしますが、「先日」とは一体いつまでを指すのでしょうか。

よく使う言葉だからこそ、「先日」の意味や使い方をきちんと理解しておく必要があります。

また、「先日」と近い表現の「昨日」との意味の違いや「先日」の類語表現を覚えておけば、様々なシーンで使い分けることもできますよ。

そこで今回は、『先日の意味と使い方』『先日とはいつまで使えるのか』『昨日との違い』『先日の類語表現』をご紹介します。

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「先日」の意味

「先日」は「せんじつ」と読み、辞書では「近い過去のある日、このあいだ」と出てきます。

このように、「先日」とは何日前のことを意味しているのかは明確に定められておらず、非常にあいまいな表現となります。

「先日」が指す期間とは思い出せる範囲の日にちであり、数年前のことを「先日」とは言えません。

一般的には「数日前から1か月前まで」が「先日」に該当すると言われています。

「先日」とはいつまで使えるのか

前述した通り、「先日」という言葉が具体的にいつからいつまでを指しているのか、その範囲は決まっていません。

使う人や相手によって、「先日」が指す日が違う可能性も出てきてしまいます。

しかし、あくまで「近い過去のある日」を指すため、何年も前の日に対して「先日」と使うことはありません。

「先日」と「昨日」の違い

「昨日」という言葉が使える日にちは「今日より1日前の日」に限定されます。

一方で「先日」は近い過去の日にちを指しているため、昨日にあたる日に対しても使うことも出来るのですが、一般的にはあまり言いません。

今日の前の日を言う時は「昨日」、今日より2日以上前の日を言う時は「先日」と使うようにしましょう。

尚、「昨日」は「きのう」もしくは「さくじつ」と読みますが、ビジネスにおいては「きのう」とは言わず「さくじつ」と読むので注意してください。

「先日」の類語表現

「先日」の類語をいくつかご紹介いたします。シーンによって使い分けられるようになると表現パターンが増えるので、語彙力アップに繋がります。

過日

「過日」は「かじつ」と読み、文字通り「過ぎ去ったある日、せんだって」という意味をあらわしています。

「先日」と同様、具体的にいつまでという定めはなく、過去の日のことを総称して「過日」と言います。

「過日」は「先日」とほとんど同じ意味合いとなりますが、「先日」は近い過去の日付に対してのみに使える一方で、「過日」は遠い過去の日付でも使うことができます。

また、「過日」は「先日」よりも丁寧な言葉で目上の人や顧客先に対して使うことができます。

しかし、「かじつ」は「果実」など同音異義語が多いため、話し言葉として使うのは不適切だと言われています。

「過日」という表現は手紙やメールなどのみで使うようにしてください。

先頃

「先頃」は「さきごろ」と読み、「今日から少し前のころ、このあいだ」を意味しています。

「先頃」は「先日」の言い換え表現として使うことができますが、ビジネスにおいては「先日」を使う方が一般的です。

先般

「先般」は「せんぱん」と読み、意味は「このあいだ」を指す言葉です。

何年も前の話を「このあいだ」と言わないように、「先般」も近い過去の日に対して使います。

「先日」とほとんど同じ意味合いですが、「先日」よりも少しかしこまった表現なのが「先般」です。

そのため、目上の人や顧客先に対してお礼状やメールを送る際は「先般」という表現を使うと良いでしょう。

また、「先日」は過去の日にちそのものに焦点をあてているのに対し、「先般」はその後に続く過去の出来事に対して重点を置きたい時に使う言葉です。

例えば、「先日はありがとう」と言えば「先日」という過去の日に対して感謝していますが、「先般申し上げた件について…」と言えば「申し上げた」ことが特に相手に伝えたいことになります。

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「先日」の使い方

「先日」という言葉は大変便利な言葉ではありますが、先ほどご紹介した通り「先日」が指す日にちに定義がないため、人によって差が生じてしまう可能性があります。

もし数日の間で複数の案件が同時進行していた場合、「先日の件」と伝えたところでどの件を指すのか分からなくなってしまいます。

特にビジネスにおいては双方の誤解が生じてしまうことは重大なミスに繋がるため、どの件か特定できるような説明を加えるなど、注意して使うようにしましょう。

例文をご紹介いたします。

  • 先日はお忙しい中、誠にありがとうございました。
  • 先日はお忙しいところご協力くださいまして、ありがとうございました。
  • 先日はお疲れ様でした。
  • 先日お話した案件について確認させてください。
  • 先日の会議の議事録をお送り致します。
  • つい先日、大阪支社に行ってまいりました。

『先日』の英語表現

「先日」は、「the other day」と表現します。

  • This is the person who I spoke about the other day.
  • こちらが、先日お話しした方になります。

  • Thank you for the other day.
  • 先日は、ありがとうございました。

  • Thank you for ◯◯◯day’s meeting
  • ◯曜日の会議はありがとうございました。*曜日と何があったのか入れると相手に伝わりやすくより丁寧になります。

  • Thank you for coming to our office the other day.
  • 先日は、ご足労いただきましてありがとうございました。

  • Did you say that you were going to A company the other day.
  • 先日、A社に訪問すると言ってましたよね?

「the other day」の他に以下の表現も近い過去を表すフレーズになります。

  • A while ago この前
  • Just a few minutes ago ついさっき

まとめ

「先日」という言葉は便利な言葉であり、ビジネスはもちろんプライベートでもよく使われます。

しかし、「先日」は曖昧な表現であり日にちを特定させることはできません。

自分と相手との認識に差が生じないよう、注意して使うようにしましょう。

また、「先日」の他にも「先般」や「過日」など類語がいくつかありますので、状況に応じて使い分けできるようになれるといいですね。

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